投稿者名:CDE Office

日本でのキャリア開発プログラムの実施【2024年10月~12月】

10月から12月の間に行ったプログラムを以下に紹介します。

  • 11月21日には熊本YMCA学院で2回目となるキャリア開発プログラムを実施し、26名の学生の参加を得ました。
  • 12月3日と4日の両日には日本経済大学でもキャリア開発プログラムを開催し、2日間で合計58名の参加を得ました。
  • また同大学では12月4日に前回6月に実施した対象者へのフォローアップセッションを初めて実施し、41名の参加を得ました。前回の研修後に実際の行動を起こした学生も何人かおり、「ホテルマネージャー」というキャリア目標を掲げた学生からは「日頃からホテルやレストランに行く時にサービスの仕方をよく観察するようになった」という行動の変化が報告されました。

熊本YMCAでの様子

日本経済大学でのキャリヤ開発プログラムの様子

日本経済大学でのフォローアップセッシの様子

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4人のネパール人測量士が活躍するARIAKE株式会社

CDEプロジェクトは、4人のネパール人測量士が活躍するARIAKE株式会社の取り組みについてインタビューを行いました。

     

  • 企業名:
  • 所在地: 
  • 従業員数:
  • 業種:
  • 事業内容:
  • ホームページ:
  • 株式会社ARIAKE
  • 熊本市南区幸田2丁目7番1号
  • 約120名、うちネパール人4名が測量士として働いている。
  • 専門・技術サービス業(測量・設計)
  • 公共事業に関わる測量と設計が主な事業内容。道路建設、河川改修、橋やトンネル等の構造物を建設するための測量、設計を行っている。
  • https://www.ariake-s.co.jp/

   

一番古いネパール人は2018年から働いています。熊本に九州測量専門学校という測量を教える学校があって、私はその専門学校の役員でもありますが、土木・建設産業分野では担い手が不足していて、専門学校に人が集まらなくなってきていました。そこで測量学科に外国人を呼び込もうと、専門学校の中に日本語学科を併設したところ、一番来てくれたのはネパール人でした。彼らに日本語学科で日本語の勉強をして頂いて、そのあと測量の勉強をしてもらい、我々の不足している担い手を外国人在に求め、我々が受け入れ先にもなりました。

一番最初にARIAKEに入ってきたネパール人はバスネット氏で、彼は新しい技術に取り組む姿勢が非常に前向きです。私ども測量や建設コンサルタント、設計の分野は技術革新が著しく、最近ではレーザー測量を行います。レーザー測量は、ドローンにレーザー計測器を積んで広範囲に正確な地形を測ることができますが、ドローンは外国製のものが多く、データを作成するためのソフトも英語です。バスネット氏は日本語も英語も堪能なので、新しい機械やソフトをすんなり扱うことができます。日本の学生は逆に英語があまり得意ではないために積極的になれない部分もあるので、最新の機器の操作であったり、ソフトを扱うということに関しては日本人の学生よりネパール人の方が優れているかもしれません。

住まいは会社で契約して住めるところを手配し、費用負担が少なく済むようにしています。日本人が新卒で入ってくる場合も、外国人が入ってくる場合も、一緒の待遇ですので違いはありません。ただし、今年入ってきたバングラデシュのIT人材の方は日本語が堪能ではないので、会社で日本語を教えています。

ネパールはこれからますます発展していける国ですが、インフラの整備が遅れています。道路や上下水道、電気といったインフラ整備はまだ必要で、インフラ整備をする際一番のもとになるのは測量です。測量と設計の技術があれば、国に帰っていくらでも仕事ができると思うので、そういう技術をぜひ習得してほしいです。測量の仕事に興味を持たれる方はぜひ熊本に来てもらいたいです。九州測量専門学校には約70人のネパール人がいて、ARIAKEでも4人の技術者・測量士が頑張っていますし、そういう道を目指してほしいです。熊本でお待ちしています。

測量や設計は、どこにいても仕事の機会がある重要な技術なので、将来の心配がありません。独立して仕事をすることができ、安定した将来を確保できます。私は将来設計の資格も取得して、日本人やネパール人に測量や設計の技術を教えたいと思っています。

https://youtu.be/e1FC2p3pvd8

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安全・安心な野菜を販売するイベントを実施しました!

2025年2月1日(土)・2日(日)、カトマンズのプロジェクトオフィスにてネパールの農家さんが育てる安全・安心な野菜を販売するイベントを実施しました。近隣に住む安全な野菜を求める方たちがイベントを訪問し、2日間で合計約65名に野菜を購入していただきました。

イベント当時の様子

本プロジェクトでは、日本での就労経験を経てネパールに帰国した還流人材の就労機会を増やすためのパイロット活動として、安全な野菜を作る農家が活用できるプラットフォーム作りを行なっています。具体的には、安全な野菜の作り方の技術支援、販路開拓、ブランディングを行うプラットフォームをまず確立し、還流人材が農家あるいは小売店としてそれに参加することで、一定の収入を得ることができるようになることを目指しています。

この活動を始めたきっかけは、大量にネパールに輸入される農産物の安全性に関する検査がほとんど行われていないことに加え、ネパールの農家も農薬に関する知識に欠け、出荷直前に農薬をかけるなど、健康を害する可能性のある農産物が市場に出回っていることを知ったことでした。プロジェクトでは、専門知識を持つスタッフを中心に、有機栽培や安全に確信の持てる栽培方法のみを採用している農家の野菜を、健康に対する意識の高いネパール人家庭に販売するルートを作ろうとしています。

イベント当時に販売した色とりどりの野菜
イベント当時に販売した色とりどりの野菜

今回のイベントにはカトマンズから1農家、チトワンから4農家が参加し、色とりどりの新鮮な野菜を届けることができました。一般にカトマンズで売られている野菜よりも2~5割価格が高いにも関わらず、購入した方からは「このような野菜を探していたので、ぜひ毎週やってほしい」「食べてみたけどとても美味しかった」という声をいただきました。

プロジェクトでは、プラットフォームが環流人材の大きな受け皿となることを目指し、イベントを継続して行なっていく予定です。

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PIトレーニングの実施【2024年10月〜12月】

2024年10月〜12月では、バグマティ州とルンビニ州、ガンダキ州においてトレーニングが開催されました。

CDEプロジェクトでは、2024年10月〜12月に合計5回のPIトレーニングを実施し、計39名の参加者がトレーニングを修了しました。
各回の詳しい実施の状況は以下の表の通りです。

実施月実施した場所修了者人数
2024.10バグマティ州チトワン郡バラトプル市7(1)
2024.10ルンビニ州ルパンデヒ郡ブトワル市5(0)
2024.11バグマティ州ナワルプル郡カワソティ市9(3)
2024.11バグマティ州チトワン郡バラトプル市9(4)
2024.12ガンタキ州ナワルプル郡ガイダコット市9 (4)

このうち、10月にチトワン郡バラトプル市で実施された回では、ホテル兼レストランを営んでいる夫妻が参加し、現在提供しているメニューに加えて最近人気の高まっている鶏肉のBBQを導入するアイデアを発表しました。このアイデアに対してトレーナーや他の参加者からは、「ホテルのある地域は美味しい川魚が取れることでも有名なので、折角BBQ用グリルを導入するのであれば鶏肉だけでなく川魚のB B Qもメニューに加えてはどうか」「各テーブルにも小さなBBQ用のグリルを設置して、お客さんが自分でもB B Qを楽しめるようにしてはどうか」などの様々なフィードバックが寄せられました。

チトワン郡バラトプル市での様子
ナワルプル郡カワソティ市での様子

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キャリア開発トレーニングの実施【2024年10月〜12月】

CDEプロジェクトでは、2024年10月〜12月に合計10回のキャリア開発プログラムを実施し、計223名の学生が参加しました。各回の詳しい実施の状況は以下の表の通りです。

実施月実施した日本語学校参加者数
2024.10Globe International Edu. Consultバグマティカトマンズ20
2024.10Alright International Consultancyバグマティチトワン18
2024.11Susuki consultancy Pvt. Ltdルンビニナワルパラシ40
2024.11BITA Training Centerルンビニルパンデヒ22
2024.12Kotodama Language Institute Pvt. Ltdバグマティカトマンズ32
2024.12Ariake Language Training & Education Consultancyバグマティカトマンズ10
2024.12Hinode Japanese Language Instituteバグマティラリトプール13
2024.12Tomodachi International Language Centerガンダキナワルプル23
2024.12Noriba International Consultancyバグマティカトマンズ25
2024.12Haisai Multiple Nepalルンビニルパンデヒ20

2024年10月〜12月では、バグマティ州の2郡、ガンダキ州の1郡及びルンビニ州の2郡でプログラムが実施されました。このうち、12月にAriake Language Training & Education Consultancyで実施された回では、技能実習と特定技能での渡航を目指す学生たちが、日本で語学教師としての勤務経験のあるSunita先生の指導のもと、自分たちのキャリアについて真剣に考えました。キャリアゴールの発表では、「日本に行って食品加工の技術を身につけたい。将来はそれをネパールでも活かした仕事をしたい。」

「自分は食品の包装に興味がある。日本の進んだ技術を学んでそれをネパールに持ち帰って会社をつくりたい。」など、日本で習得したい具体的な技術を示す回答が多く見られました。また、12月からはC D Eプロジェクトで育成したトレーナーがカトマンズでも本格的に稼働し始めました。今後、カトマンズ周辺の日本語学校への展開を更に進めていく予定です。

Ariake Language Training & Education Consultancyでの様子

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沖縄でのキャリア開発プログラムを開始しました !

2024年9月29日に、沖縄ネパール友好協会(代表オジャ・ラクスマンさん)のご協力のもと、沖縄県那覇市若狭公民館でネパール人20名を対象にキャリア開発プログラムが実施されました。参加者のほとんどが日本語学校の学生でした。プログラムは午前と午後にわたる合計3時間のプログラムでの実施となりました。

参加者はとても熱心に授業を受け、ワークに取り組んでいました。参加後のアンケートでは、「自分の将来の目標を達成するために必要な知識やスキルをどのように習得するかについて学べた」、「目標達成につながるスキルを、アルバイトを通じて身につけることができることに気づいた」などの声があがっていました。

ネパール人講師による講義の様子

集合写真

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日本で成功をつかんだネパール人測量士たちのサクセス・ストーリー

ARIAKE株式会社で測量士として活躍するバスネット・ビノド氏、ゴーラブ・ビック氏、ビクラム・ビック氏、そしてサガル・ビシュワカルマ氏が、自身のキャリア構築についてインタビューで語りました。日本に留学生として来た彼らは、長期的な視点を持ちながら測量分野でのキャリアを築くために挑戦を続け、その努力を実らせてきました。インタビューでは、また、日本で学びたい、または働きたいと考えている若いネパール人に向けてのメッセージも共有しました。

インタビューの詳細はこちらをご覧ください:
https://www.youtube.com/watch?v=e1FC2p3pvd8

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★スタディツアー★ 「阿蘇のゴルフ俱楽部を再生に導いた鄭社長の体験から学ぼう!」を実施しました!

2024年11月9日(土)に熊本県の阿蘇やまなみリゾートホテル&ゴルフ倶楽部を訪問するスタディツアーを実施し、12名が参加しました。

鄭社長は、赤字のゴルフ倶楽部を再生に導き、現在、ゴルフ場を訪れる韓国人観光客は年間延べ5万人余り、韓国人会員は1700人を超えます。また、従業員の国籍は6ヶ国に及び、外国人を積極的に採用しています。日本で起業した鄭社長から、日本での30年以上にわたる経験や、その間の日本と韓国の観光ビジネスの変遷、また、様々な失敗や課題、そしてそれをどのように克服したのかについて講話をいただきました。その後、施設見学とネパール人従業員との交流を行ないました。

参加者からは、「鄭社長のビジネスでの努力と成功への挑戦からインスピレーションが得られた」、「観光ビジネスにおける損失と利益について学び、自信を持って前進することが大切だと気づいた」などの感想が聞かれました。

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キャリア開発トレーニングの実施【2024年7月〜9月】

CDEプロジェクトでは、2024年7月〜9月に合計6回のキャリア開発プログラムを実施し、計145名の学生が参加しました。各回の詳しい実施の状況は以下の表の通りです。

実施月実施した日本語学校参加者数
2024.8Celta Educare Consultancyバグマティカトマンズ19
2024.8Hayabusa Consultancy and Training Centerバグマティカトマンズ34
2024.8Central College of Vocational Tanningルンビニルパンデヒ24
2024.9Ichigo Japanese language and Consultancyバグマティマクワンプール22
2024.9Susuki Consultancy Pvt. Ltd.ルンビニナワルパラシ24
2024.9Hayabusa Consultancy and Training Centerバグマティカトマンズ22

2024年7月〜9月では、首都カトマンズのあるバグマティ州及びルンビニ州の4つの郡においてプログラムが実施されました。このうち、8月にカトマンズのCelta Educare Consultancyで実施された回では、日本の人材派遣会社での勤務経験のあるRabindra先生の指導により、留学や特定技能で日本への渡航を目指す学生たちがキャリアについて真剣に考えました。キャリアゴールでの発表では、「日本に行ってITを学び、ネパールに戻った後にその技術を活かして起業し、他のネパール人への雇用の機会を作りたい。」という帰国後を見据えた目標が発表されていました。また、9月からはC D Eプロジェクトで養成した環流人材のトレーナー2名が各学校での授業を担当するようになり、ルンビニ州にもプログラムの範囲を拡充しました。今後、ブトワルやチトワンなど日本語学校が集中している地方都市部においてもプログラムを展開していく予定です。

Celta Educare Consultancyでの様子

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PIトレーニングの実施【2024年7月〜9月】

2024年7月〜9月では、雨季の影響もあり、ガンダキ州とルンビニ州で一回ずつトレーニングが実施されました。

CDEプロジェクトでは、2024年7月〜9月に合計2回のPIトレーニングを実施し、計23名(うち女性8名)がトレーニングを修了しました。
各回の詳しい実施の状況は以下の表の通りです。

実施月施した場所修了者人数
2024.8ガンダキ州ナワルプル郡ガイダコット市12 (7)
2024.8ルンビニ州ルパンデヒ郡ブトワル市11 (1)

このうち、8月にナワルプル郡ガイダコット市で実施された回では、現在コピー屋兼文房具屋を営んでいる参加者が、取り扱う商品の種類を増やすアイデアを発表すると、他の参加者から「コピーをするのは時間がかかることが多いので、その間に客がお茶を飲めるように店舗の一部に喫茶スペースを設けるのはどうか」と、ビジネスを拡大するための具体的なアドバイスが寄せられました。また、ルパンデヒ郡ブトワル市で実施された回では、「高密度栽培」の技術を採り入れたマンゴーの生産と販売に関するビジネス・プランが発表され、参加者たちはネパールではまだ珍しい栽培技術に関する説明を興味津々の様子で聞き入っていました。

ナワルプル郡ガイダコット市での様子
ルパンデヒ郡ブトワル市での様子

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