2024年7月〜9月では、首都カトマンズのあるバグマティ州及びルンビニ州の4つの郡においてプログラムが実施されました。このうち、8月にカトマンズのCelta Educare Consultancyで実施された回では、日本の人材派遣会社での勤務経験のあるRabindra先生の指導により、留学や特定技能で日本への渡航を目指す学生たちがキャリアについて真剣に考えました。キャリアゴールでの発表では、「日本に行ってITを学び、ネパールに戻った後にその技術を活かして起業し、他のネパール人への雇用の機会を作りたい。」という帰国後を見据えた目標が発表されていました。また、9月からはC D Eプロジェクトで養成した環流人材のトレーナー2名が各学校での授業を担当するようになり、ルンビニ州にもプログラムの範囲を拡充しました。今後、ブトワルやチトワンなど日本語学校が集中している地方都市部においてもプログラムを展開していく予定です。
2024年4月〜6月では、バグマティ州とガンダキ州の2州の2つの郡においてプログラムが実施されました。このうち、カトマンズのHayabusa Consultancy and Training Centerで実施された回では、日本の大手ホテルグループなどでの勤務経験のあるUmesh先生の指導のもと、学生たちが自分たちのキャリアについて真剣に考えました。キャリアゴールの発表では、日本語教師や介護士のほか、ソフトウェアエンジニアや弁護士など、多岐に亘る分野が挙げられました。また、バグルンのOrigami Language Instituteで実施された回では、日本の大学を卒業して地元に戻ってきたNischal先生が授業を担当しました。