「阿蘇と玉名のビジネスに学ぶ学生向けスタディツアー」を開催しました!

2025年10月24日(金)、熊本の九州測量専門学校 日本語科に在籍するネパール人学生を対象に、スタディツアーを実施しました。今回は計68名の学生が参加し、うち27名が「阿蘇やまなみリゾートホテル&ゴルフ倶楽部」、41名が「水本オレンジガーデン」(玉名市)を訪問しました。

阿蘇やまなみリゾートホテル&ゴルフ倶楽部では、企業概要や鄭社長が日本で起業された経緯について説明を受けた後、施設見学を行い、現場で働くネパール人従業員5名との懇談も実施しました。参加した学生からは、「ゴルフ場を見るのは初めてで、広大なコースに感動した。ここで働きたいと思った」「実際にネパール人が働いている姿を見て、仕事の内容を直接聞けたのが良かった」など、職場理解や将来のキャリアを考えるうえで貴重な学びがあったという声が寄せられました。

水本オレンジガーデンでは、創業140年以上の歴史を持つ同園の、観光農園として現在のビジネス形態に至るまでの歩みや、除草剤を使わず有機質・低農薬で甘いみかんを育てるための工夫について説明を受けました。また、農園の魅力を体験してもらうため、みかん狩りやBBQも実施。ネパールでみかん栽培に関わっていた学生もおり、活発な質疑応答が交わされました。学生からは、「日本に来てからずっと気になっていた、ネパールと日本のみかんの品質の違いを知ることができて良かった」「BBQやみかん狩りが体験でき、とてもありがたかった」といった感想が寄せられました。

今回のスタディツアーは、実際の現場を見学し、働く人々の声をきくことで、日本での就業や地域産業への理解を深める貴重な機会となりました。

水本オレンジガーデンでの集合写真
阿蘇やまなみリゾートホテル&ゴルフ倶楽部での見学
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